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【体験記】会社がつらい人に読んでほしい職場環境が原因となるうつ病

会社とうつ病 実話

会社がつらい。休日も仕事のことばかり考えてしまって心から休めない。

もし今そういう状況にあるなら、そのまま放置せずに状況を改善してほしいと願い、この記事を書いています。

☟こんな人に読んで欲しい

✔️ 会社がどうしようもなくつらい
✔️ 抑うつ状態が続いている
✔️ 仕事をいくら頑張っても報われない

☟こんな人が書いている

筆者の経歴

書いている人

✔️この記事を書いている私は職場環境が原因でうつ病になりました。現在は寛解していますが、過去のつらい経験を踏まえて伝えられることを伝えます。

昨今、うつ病という病気は日本で広く認知されるようになりました。

しかしその実情を知る人はまだ少なく、うつの兆候が表れても病気だと認識できず、そのままうつ病になってしまう人が後を絶ちません。

この記事では私の実体験から、うつ病を引き起こす職場環境やその兆候について触れています。

❦ うつ病の引き金になる職場環境

うつ病の引き金(私の場合)

うつ病の引き金

うつ病は過度な心理的ストレスが原因のひとつといわれています。

職場環境がストレスの要因となることも多く、ここでは仕事のストレスに着目して以下のセクションにて紹介します。

✔️ うつ病の引き金になる3つこと

その1:仕事を楽しむというマインドがもてない
その2:職場に慢性的なストレスがある
その3:ストレスを相談できない職場環境

全て実体験に基づいて紹介しているので、ご自身の状況と比較するなどして参考にしてみてください。

その1:仕事を楽しむというマインドがもてない

仕事というのはお金を稼ぐための労働です。つらくて当然と思われるかもしれません。

しかし、仕事とはその「つらさ」をお金に換えるだけの行為なのでしょうか?

仕事とは明確な目標をもって取り組むものであり、つらいと同時に楽しめるものでもあります。

ただつらいだけでは心が疲れてしまいます。

仕事に対して、つらいだけではなく「楽しい」という気持ちで向き合えているでしょうか?

✔️ 私の場合はこうだった

私は仕事に対する責任感や上司や同僚のプレッシャーに圧されて仕事をしているだけでした。仕事で何かをやり遂げるという目標は持たず、お金を稼ぐために我慢するという感覚でした。

もし、お金を稼ぐためにつらい仕事に耐えるという感覚で働いているなら、職場環境または仕事に対するマインドに問題があるかもしれません。

プライベートを重視していて仕事はお金を稼ぐため多少つらくても構わない、と割り切れていれば問題ありませんが、仕事が極端につらいと感じられているなら要注意です。

✔️ 確認ポイント

もし、仕事がつらくて楽しむというマインドがもてないようであれば、その原因を探ってみることをおススメします。

  • プレッシャーで仕事を楽しむ余裕がない
  • 人間関係がつらくてそれどころじゃない
  • 今の職種がそもそも楽しめるものじゃない

上記は一例ですが、私の場合はその1とその2が該当していました。つらい環境で何の楽しみもなく、ただつらい仕事を続けては心を疲弊させていました。

楽しくもなくただつらいだけの仕事を続けているようであれば、転職や転身を視野に入れてみてもいいかもしれません。

その2:職場に慢性的なストレスがある

その日に予定している業務内容によっては、仕事が大きなストレスになることもあると思います。

しかしそのストレスが一時的なものではなく、常に避けられない環境だったりはしませんか?

「仕事=ストレス」という図式は当たり前のようでいて、慢性的なものであればそれは歪んだ状態であるともいえます。

確かに、生きていくうえでストレスはなくてはならないもの。

でもそれは目の前の壁を乗り越え新たなステージにたどり着くためであって、ストレス自体が必ずしも必要というわけではありません。

✔️ 私の場合はこうだった

私は職場の人間関係に悩んでいました。私をよく思わない同僚と上司がいたからです。これは仕事内容以前の問題です。お互いを尊重しあう関係性が築けず、毎日職場に行くのが憂うつでした。

職場の人間関係などにありがちなことですが、仕事とは関係ない慢性的なストレスは、無用の長物だと思います。

これにはパワハラやセクハラなども含まれます。これらの状態を改善せずに我慢していては、ストレスがどんどん蓄積していくのは当然です。

✔️ 確認ポイント

仕事における慢性的なストレスにはどのようなものがあるでしょう?いくつか例をあげてみます。

  • 人間関係の問題
  • 過度なプレッシャー
  • 過剰な残業や作業量

私の場合、その1~3まで全てあてはまっていました。ポイントはどれも「理不尽なもの」ということです。

特に仕事の負担や作業量については、納得できているなら問題視する必要はないかもしれません。

今感じているストレスは納得のいくものでしょうか?いずれは乗り越えられるものでしょうか?いったん振り返って考えてみてください。

その3:ストレスを相談できない職場環境

人間関係や理不尽な負荷といったストレスは、そのまま放置せずに改善する必要があります。

しかし職場環境によってはそれが難しいことも多いもの。

上司や役員に相談してみても、対応してもらえないケースもあるでしょう。

それこそ、相談自体ができるような職場環境にない場合もあると思います。

✔️ 私の場合はこうだった

私はベンチャー企業で成功を収めた後、上場企業にキャリアアップ転職しました。その企業では私をよく思わず、責めてきたり悪口を吹聴するような同僚がいました。

上司に相談しましたがその企業は元々社員同士の仲間意識が強く、古株の社員である同僚の話を取り合ってはもらえませんでした。

人間関係には様々な事情があります。つらいなら相談すればいい、と思う人もいるかもしれません。

でも実際にはその職場の立場や状況によって、誰にも相談することができない…というケースもあるのです。

✔️ 確認ポイント

もし仮に相談しても取り合ってもらえなかったり、相談できない状況であったとしても、あなたは決して悪くありません。

納得のいかないストレスを受け続ける必要はありませんので、その場所を抜け出す手立てを考えてみましょう。

❦ 職場環境におけるうつ病のサイン

うつ病のサイン(私の場合)

うつ病のサイン

仕事がつらい人は、もしかしたら既にうつ病に足を踏み入れている可能性もあります。

さらに本格的に踏み込んでしまう前に、うつ病のサインともいえる兆候を確認してみてください。

✔️ うつ病のサインとして注意すべき2つこと

その1:自分をまったく肯定できない
その2:仕事能力が以前より低下した

上記の症状に思い当たる節があるなら要注意です。それでは実体験からひとつひとつ深堀りしてみたいと思います。

その1:自分をまったく肯定できない

仕事をしていると失敗して怒られたり、目標を達成できないこともしばしば。落ち込むこともあります。

でも、必要以上に自分を責めてしまっているようなら少し心配です。

自分をちゃんと認めてあげられていますか?全部が自分のせいのように思えてしまってはいませんか?

「自分は本当にダメなやつ」「何もできない役立たず」…。

そんなはずはありません。でも、こんな思いが頭に浮かんで離れないようなら、認知が歪んでいる可能性があります。

✔️ 私の場合はこうだった

転職してからというもの、求められるクオリティに応えられない私への評価はどんどん下がってしまいました。もちろん評価されることもあったのですが、「単なるお世辞に違いない」と素直に受け取ることもできません。

やがて自分自身に、「何をしてもダメなやつ」というレッテルを貼り付けるようになっていました。

他人に否定されると自尊心はみるみる崩れてしまいます。自分だけで支えられるほど自尊心は軽くないからです。

だからこそ、評価されたときは目一杯それを受けとめ全力で自分を褒めるべきだと思います。

もし、やることなすこと全てにおいて自分を責めるようになっているなら、それはうつ病のサインといえるかもしれません。

✔️ 確認ポイント

私の場合、以下のように自己肯定できなくなっていきました。

  • 仕事に失敗すると抑うつ状態になる
  • 仕事で褒められたことに気付けない
  • 仕事以外のことでも自分を責めるようになる

失敗して落ち込むのは当然ですが、気分が極端に沈んだ抑うつ状態になってしまったり、自分を必要以上に責めてしまってはいませんか?

自己肯定感が低くなってしまい、プライベートでも自分が価値のない人間に思えてしまってはいませんか?

実際には、あなたに価値がないなどという事実は断じてありません。

その2:仕事能力が以前より低下した

仕事で壁にぶつかったとき、努力して乗り越える場合もあると思います。

しかしいくら努力しても手応えがなく、ただ疲労だけを感じる場合には注意が必要だと思います。

また、疲労といってもいわゆる心地よい疲れとそうではない疲れがあります。

仕事の壁にあたり、努力して乗り越えようとしても空回りして疲労だけが蓄積していく…。

私はうつ病になる直前、こういった状況にとても苦しみました。

✔️ 私の場合はこうだった

転職先の職場で私は大きなプロジェクトのディレクターに任命されました。その重責と人間関係に苦労して、乗り越えようと頑張りましたが何ひとつ上手くいきません。

思考が働かず、とにかく何をやってもまともな仕事ができずに疲労だけが溜まっていきました。

うつ病になると判断能力が低下してしまい、本来の能力とは関係なしに仕事のパフォーマンスがどんどん悪くなります。

何とか乗り越えようと努力しますが、本来の能力が発揮できないため失敗を繰り返し、疲労だけが溜まっていくのです。

✔️ 確認ポイント

私の場合、努力しても上手くいかない状態として、以下のようなポイントがあげられると思います。

  • 作業スピードが極端に遅くなる
  • 仕事における判断ができない、したくない
  • いくら仕事を頑張っても空回りしてしまう

このような状態で頑張り続ければ、やがて心が壊れてしまいます。仕事で壁にぶつかれば、努力して乗り越えなければならないこともあります。

しかしそれが「必要以上に無理をしてしまっている状態」ならば、休息することを考えてほしいと願います。

❦ うつ病の症状を確認する

うつ病の症状(私の場合)

うつ病の症状

うつ病になると仕事ができなくなってしまいます。そしてだんだんと遅刻、欠勤が増えていきます。

私の場合は特に朝起きてからの調子が悪く、仕事に行くことができなくなってしまいました。

✔️ うつ病の症状として確認すべき3つこと

その1:睡眠障害と疲労感
その2:意欲と興味の欠落
その3:抑うつとした気分

うつ病になると睡眠がしっかりとれずに抑うつとした気分が続き、仕事に限らず日常生活のあらゆるものに対して興味を失います。

専門家による解説でも、以下のように記されています。

うつ病を診断するときに特に重要なのが、「憂うつな気分」と「何に対しても興味が持てない」という2つの症状です。この2つのうち、どちらかひとつでも、ほとんど一日中、ほとんど毎日、2週間以上続いている場合、うつ病の可能性が高いと考えます。

出典:NHK健康ch「うつ病とはどんな病気?うつ病の原因、症状とサイン、見分け方を解説」

それでは、私の実体験を交えてその症状を見ていきたいと思います。

その1:睡眠障害と疲労感

通常であれば夜が更けるにつれてだんだんと眠くなり、布団に入れば自然と眠りにつけるものです。

しかしうつ病になると眠くならなかったり、眠いはずなのに入眠できないという状態が毎日のように続きます。

そして睡眠の質もとても悪くなってしまいます。眠りが浅いため一晩中夢をみているような感覚があり、何度も目が覚めてしまいます。

しっかりと睡眠がとれないため、何をしているわけでなくとも、疲労がどんどん蓄積するように感じられます。

✔️ 私の場合はこうだった

当時、私はほとんど仕事に行くことができなくなっていました。眠ることができず、ようやく眠れたと思ってもすぐに目が覚める。そんなことを繰り返しながら、早朝の5時には完全に覚醒してしまいます。そして、体がとてつもなく重く感じられます。

睡眠障害はうつ病における代表的な症状のひとつです。私の場合は顕著にそれが表れました。

心のバランスが崩れると、睡眠のバランスも崩れていきます。 睡眠に支障が生じる病気はうつ病だけでないのは、そのためかもしれません。

✔️ 確認ポイント

私の場合、まとめると睡眠において以下のような症状が顕著でした。

  • 眠いのに目をつぶっても眠れない
  • ようやく眠れても何度も目が覚める
  • 長く眠れても早朝には覚醒する

上記の症状に心当たりがある場合は、一度心療内科の受診を検討してください。

その2:意欲と興味の欠落

意欲と興味がカラッからに無くなってしまうのもうつ病の代表的な症状です。

仕事に対する意欲が無くなるだけではありません。

今まで楽しかったはずのあらゆる趣味に対する興味が薄れてしまいます。

食べることさえしんどくなってしまい、どんどん痩せてしまう人も多いようです。

何も楽しいことがない日常は、想像以上につらいものです。

✔️ 私の場合はこうだった

私はゲームが好きでしたが、うつ病だった当時好きなゲームをやっても苦痛でしかありませんでした。楽しいと思わないので、ただ作業をしているような感覚です。その他のあらゆることから「楽しい」が失われてしまいました。

日常から楽しさが失われるだけではなく、疲労感や倦怠感が常につきまとうので何もしたくなくなります。

買いものひとつとってみても、必要なものを買うという単純作業が信じられないほど苦痛になります。

✔️ 確認ポイント

私の場合、まとめると以下のような症状が顕著に表れていました。

  • 今まで楽しかったことが苦痛に感じる
  • 疲労感と倦怠感により歩くことさえつらく感じる
  • 朝起きると「またつらい一日が始まる」と感じる

経験した人にしか分からないかもしれませんが、「何もしない、できない」という状態は本当につらいものです。

その3:抑うつとした気分

うつ病になると理由もなく抑うつとした気分につきまとわれます。

もうこの先、良いことなど一切ないという絶望感に囚われてしまうのです。

そして、自分自身の存在がとても価値のない存在に思えます。

価値のない自分と、希望のない日常。それに抗う気力も何もありません。

✔️ 私の場合はこうだった

抑うつとした気分を改善することもできず、ただ布団で時間が過ぎるのを待つだけ。家族に対しても申し訳ない気持ちになり、ほとんど笑うことができなくなってしまいました。

早く一日が終わってほしい…。もう明日はこないでほしい…。そんな気持ちをずっと抱いていました。

うつ病は本当は明るくて楽しいはずの日常を、いつのまにか闇や靄のようなもので覆ってしまいます。

そのような気分で一日を過ごすことは、本当につらいことなのです。

✔️ 確認ポイント

もし、ここまで紹介したような症状がある方は、心療内科の受診を検討してください。

カウンセリングや服薬などによって、少しずつ状態を良くすることができます。また、一人で抱え込まずに周囲の人間に頼ってください。

つらい日常は永遠には続きません。ゆっくりではありますが、必ず改善していきます。まずは最初の一歩だけ踏み出してみてください。

❦ まとめ:楽しい毎日を取り戻すために

地球に触れる少女

うつ病は順風満帆な日常に突然訪れ、そして人生を蝕んでゆきます。

うつ病になる人は責任感の強い人が多いといわれています。だからこそ頑張りすぎてしまうのかもしれません。

しかし、私の場合は頑張ってしまったことが、人生を悪い方向へと変えてしまったのです。

✔️ 私の場合はこうなった

このうつ病をきっかけに多種多様な負の要素が私の人生を狂わせました。そして一度狂い始めた日常は、そう簡単にもとに戻すことはできませんでした。

ゴロゴロ…。ゴロゴロ…。坂をころがり落ちる音が、耳に響くかのような。そんなつらい日々が始まってしまいました。

きっかけは人それぞれではありますが、私はその典型パターンだったといえます。

日常が暗くなってしまうくらい仕事がつらいのなら、そのまま頑張りすぎずにどうか休息してください。

それからゆっくり今の仕事を続けるか、転職するかを考えてみたらいいと思います。

楽しい毎日を取り戻してください。

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